知覚過敏、夏の罠🍧❄️
夏には冷たいドリンクやアイスクリームが増えるもの。それに伴って、「歯がしみる」という症状に悩まされる人も増えます。知覚過敏とは、具体的にどのような状態のことを指すのでしょうか。歯学博士であり現役の歯科医でもある島谷浩幸さんにお話を伺いました。
幅広い世代での悩み📊
厚生労働省の令和4年歯科疾患実態調査によれば、歯の症状として「冷たいものや熱いものがしみる」と感じる人は、全体の8.5%。特に25~29歳では、28.9%と約3人に1人の割合でこの症状を感じています。この数字は「歯が痛い」と答えた人の倍以上です。そんな知覚過敏、その原因は何なのでしょう?
知覚過敏とは🦷💢
虫歯が原因ではないのに、冷たいものや甘いもの、歯ブラシなどの刺激で歯がしみることを指します。特に、歯ぐきが下がって露出した歯の根部が非常に敏感です。通常の痛みは一時的ですが、強くて継続する痛みも。そうなると、歯磨きが困難になり、虫歯や歯周病のリスクが上がることも。歯肉が下がる主な原因は、歯周病、誤った歯磨き方法、または加齢などです。
放置はダメ🚫⚠️
もしも、冷たいものや熱いもので歯がしみることがあれば、それは放置すべきではありません。一過性の痛みであっても、それがひどくなったり継続すると、歯磨きが困難になり、その結果として虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、噛み合わせの異常やホワイトニングの影響で知覚過敏が起きることもあるため、症状があれば早めに歯科医に相談しましょう。
夏の楽しみとしての冷たいドリンクやデザート🍨。しかし、その裏で「歯がしみる」という問題を抱える人が増えています。大切なのは、そのサインを放置しないこと。自分の歯の健康を守るためにも、早めのケアと対策が必要ですね。みなさんも、夏を全力で楽しむために、歯のケアを怠らないよう心がけてくださいね✨🦷。
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