📉 30年間での大きな変化
2022年の総務省『就業構造基本調査』が公表され、日本の労働者収入の変化が浮き彫りとなった。30年前と比べ、年収の中央値はほぼ変わっていない。しかし、物価や税負担は上昇しており、国民の生活はさらに厳しくなっている。
🚺🚹 年齢・性別ごとの年収動向
男性の年収中央値は30年間変わっていないのに対し、女性の年収は上昇。未婚で働き続ける女性の増加が背後にあると考えられる。また、年齢層別に見ると、男性の40代の年収は特に減少している。これはロスジェネの世代がこの年齢層に多いことが影響しているのだろう。新卒一筋の雇用文化が影響して、この世代は不安定な雇用状態に留まっている。
🌏 地域差の現状
40代男性の年収中央値を都道府県別に見ると、500万円を超える県は減少傾向。1992年には23県だったのが、2022年には11県にまで減少している。この結果から、現在の高収入の男性は大都市圏に限られる傾向が見られる。
🤔 私たちの感想
このデータを通して、多くの人が感じている生活の苦しさが数字として明らかになった。特に40代の男性の収入の減少は、社会の構造や雇用状態の問題を浮き彫りにしている。私たち一人一人が、社会全体としてどう向き合い、サポートし合っていくべきかを考えるきっかけになればと思う。
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